パピアス

Papias 

生没年60年頃?〜130年頃?
主な活動地域フリュギア地方 ヒエラポリス
主著『主の言葉の説明』

2世紀初めのヒエラポリスの司教。エイレナイオスによれば使徒ヨハネの弟子で、ポリュルカルポスの友人。
『主の言葉の説明』と称される全5巻の書物を書いたが、わずかな断片を残してすべて散逸している。エウセビオスの『教会史』に断片がいくつか引用されているが、中でも二人のヨハネやマルコ・マタイ両福音書に関する記述は貴重。